妊活 子育てラボ

【婦人科で聞いた!】妊活中の私が実際に飲んでいる市販のサプリ10選

2022-02-28

妊活では体づくりも大事だとか…
サプリをはじめたいけど何を選べばいいのかわからない。

悩み人

こんな悩みにを解決します。

本記事の内容

サプリの必要性
妊娠に向けた市販のサプリ10選

今回紹介する妊活夫婦向け市販のサプリはこちら!

  • ビタミンB群
  • 葉酸
  • 鉄分
  • ビタミンC 
  • ビタミンD
  • ビタミンE
  • コエンザイムQ10
  • EPA+DHA
  • マグネシウム+カルシウム
  • 亜鉛

では、サプリの必要性とそれぞれのサプリについて解説します。

どうしてサプリが必要なのか

私たちは毎日の栄養を主に朝・昼・夕の食事で摂っています。

食事には栄養の補給・体調の管理・体内リズムの調整など、その役割は大きい。

不足したり過剰に摂ることで体に悪影響が及ぶことも…。

毎日、適切な量とバランスのとれた食事を摂取していれば良いのですが、これを実践することは簡単そうに見えて難しいのです。

現代の日本人は外食の多様化やコンビニの普及など便利すぎる環境により、過食や偏った栄養の食生活になりがちです。


このような栄養の過不足や食事の乱れにより、健康な体はもちろん。

妊娠に向けた体づくりも難しいのが現状です。


妊娠中に最も重要とされている「葉酸」は、通常で240μg、妊娠中で640μg必要となるそうです。
<参考:エレビット https://www.elevit.jp/nutrition/>

食べ物のみで240μgを補おうとすると…

枝豆100g(1gあたり2.4μg)→約80さや
ほうれん草200g(1gあたり1.2μg)→1パック

野菜の中でも葉酸を大量に含んでいるという枝豆、ほうれん草でもこの量です。


さらに妊娠中であれば、約2.7倍必要になります。

枝豆→216さや
ほうれん草→540g

さすがに毎日この量の野菜は食べられませんね…



そこでサプリメント

サプリメントは、「補う」という意味があります。

食事において足りていない栄養を「補う」ものがサプリメントです。


サプリメントは医薬品ではなく食品ですが、その役割より病気の予防という面で注目されています!




婦人科で勧めてもらった栄養と必要摂取量から、市販のものでも代用可能とのこと!

私が普段摂っているサプリメントを紹介していきます。

ビタミンB群

細胞の機能障害を防ぐので、卵子の質の向上に大切な栄養素です。

その中でも

ビタミンB12は、女性ホルモンのエストロゲンの分泌に大きく関わり、受精卵の着床を助けます。


葉酸と一緒に赤血球をつくる働きをサポート!

さらに、神経の機能を正常に保つ役割を担っています。


葉酸とともに摂取することのがおすすめ!

葉酸と一緒に造血をサポートする他、神経の機能を正常に保つ

エレビット https://www.elevit.jp/nutrition/folic-acid/vitaminb12/


推奨される摂取量

18歳以上の女性:2.4μg / 日


妊娠・授乳中はさらに多くのビタミンB12が必要となります。

推奨される摂取量

妊娠中:2.8μg / 日


ビタミンB群は、水溶性ビタミンのため、体外へ排出されやすいです。

毎日の摂取が必要を心がけましょう♪

ビタミン12を含む食べ物

レバー、肉、サンマ・アサリなどの魚介類、卵、焼きのり

葉酸

ビタミンB群の一種で、妊活・妊娠において最も重要視される成分です。

妊娠初期は、脳・神経管(胎児の脳と脊髄、中枢神経系にとても重要な器官)・心臓など、赤ちゃんの体の重要な部分が形成される大切な時期。


このときに葉酸が不足すると赤ちゃんの先天異常の可能性が高くなるといわれています。

しかし最近の研究からは、十分な葉酸を摂取することによりこのような先天異常を減らせる可能性があることがわかってきました。

エレビット https://www.elevit.jp/nutrition/

葉酸を摂取することで、DNAの合成を促進し、細胞が作られるのを助けます。

葉酸は、妊娠初期の赤ちゃんの脳や脊髄を作るのに欠かせない大事な栄養素です。

赤ちゃんの神経系は妊娠初期から作られるので、妊娠がわかってからでは遅い場合があります。

あらかじめ葉酸サプリを摂っておくと、神経管閉鎖不全や二分脊椎などの発生リスクを下げることができます。

よって、妊活中から摂っておくことが大切です。

推奨される摂取量

18歳以上の女性:2.4μg / 日

厚生労働省は、妊娠を計画している女性又は妊娠の可能性がある女性には。1日400μgの葉酸を摂取するよう推奨しています。

ビタミン12を含む食べ物

レバー、肉、サンマ・アサリなどの魚介類、卵、焼きのり

鉄分(ヘム鉄:吸収率が高い鉄分)

鉄分は、葉酸のサプリと一緒になってることが多い、ミネラルの一種です。

鉄分は、体全体に酸素や栄養素を運んでくれる赤血球の材料になります。卵巣や子宮などに酸素や栄養素がいかないと、卵子の質が下がり、子宮内膜の血液にも影響します。卵子の質が下がると、受精率が下がます。子宮内膜が薄いと、着床障害を起こす可能性があります。

よって鉄分の効果として、卵子の質の向上、着床率の向上、流産率の低下、生理トラブルの改善、子宮内膜の生成、免疫力の向上があります。

日本人女性は鉄分が不足していて、知らないうちに貧血になっている方が多いといわれています。鉄分の入ったサプリを飲んでいる人は排卵障害による不妊のリスクが40%も低いというデータもあります。

推奨される摂取量

18歳以上の女性:2.4μg / 日

厚生労働省では、妊娠中には1日19.5mgの鉄分摂取を推奨しています。

ビタミン12を含む食べ物

レバー、肉、サンマ・アサリなどの魚介類、卵、焼きのり

ビタミンC

酸化ストレスの増加が不妊と関連していて、酸化ストレスがミトコンドリアの機能を阻害し、エネルギー産生を低下させ、これが卵の成熟を阻害することがいわれています。よってこの酸化ストレス(老化)が妊活に取っては最敵です。

ビタミンCはビタミンEとともに、抗酸化作用があります。抗酸化物質は、活性酸素を抑える働きがあるので、大切な栄養素になります。活性酸素とは、細胞や遺伝子を攻撃し、体の老化を進めてしまいます。活性酸素によって、卵子の老化の原因にもなります。ただ水溶性ビタミンのため、血中濃度が維持しづらく、一気に摂っても余分な分は尿中に流れ出ます。よって、こまめに継続して飲むことが大切です。

推奨される摂取量

18歳以上の女性:2.4μg / 日

ビタミン12を含む食べ物

レバー、肉、サンマ・アサリなどの魚介類、卵、焼きのり

ビタミンD

別名、太陽のビタミンとも呼ばれ、日光を浴びることでも生成することができます。ビタミンDは子宮内膜の環境を整えて、着床にも必要な栄養素です。また、卵胞の育ちにも影響してる栄養素です。不足すると、着床障害や不育症のリスクが上がるそうです。また、卵子の質の向上や、排卵の正常化、月経異常の改善、流産率の低下、女性ホルモンの分泌、免疫機能の調整など、さまざまな効果があります。

厚生労働省では、妊娠中には1日7.0μgのビタミンD摂取が推奨されていますが、不妊に悩む9割の女性が、ビタミンDが不足してると言われています。

ビタミンB2、鉄分と共に摂取すると効果が上がり、マグネシウム、カルシウムと共に摂取すると吸収率が上がるといわれています。

推奨される摂取量

18歳以上の女性:2.4μg / 日

ビタミン12を含む食べ物

レバー、肉、サンマ・アサリなどの魚介類、卵、焼きのり

ビタミンE

ビタミンEには強い抗酸化作用をもつ、脂溶性のビタミンです。ビタミンEは物質的に細胞膜の中に入り込んで、酸化してしまった細胞を還元する働きがあります。よって、卵子の老化を防ぐと言われています。また、細胞内のミトコンドリアの活性化のサポートをします。

効果としてはさらに、子宮内膜の育成、卵胞の育成、卵子の質の向上、ホルモンバランスの調整、生理痛の改善、冷えの改善などがあります。

また、ビタミンCと共に摂取すると効果が上がるといわれています。そしてビタミンEは脂溶性ビタミンなので、油とともに摂取すると吸収率が上がります。

日本人女性18〜49歳のビタミンE摂取目安量は5.0〜5.5mg/日で、妊婦は6.5mg/日、授乳婦は7.0mg/日です。

推奨される摂取量

18歳以上の女性:2.4μg / 日

ビタミン12を含む食べ物

レバー、肉、サンマ・アサリなどの魚介類、卵、焼きのり

コエンザイムQ10

ミトコンドリアにとって最強の栄養素です。ミトコンドリアが増えると、ミトコンドリアのエネルギーによって、卵子がしっかりと成長し卵子の質が上がり、染色体の異常を起こりにくくすることができます。ミトコンドリアの老化は、卵子の老化に直結します。

ほかに、冷えの改善、生理痛の軽減、生理不順の改善、肩こり頭痛腰痛の改善、便秘の改善に繋がるといわれています。

また、女性だけでなく、コエンザイムQ10が持つ高い抗酸力は、精子の質を良くする効果があります。さらにミトコンドリアの働きをサポートすることで、精子の運動率が上がることもわかっています。

コエンザイムQ10のサプリメントは、「還元型」「酸化型」ありますが、吸収率が高い「還元型」のサプリを選ぶことをお勧めします。

推奨される摂取量

18歳以上の女性:2.4μg / 日

ビタミン12を含む食べ物

レバー、肉、サンマ・アサリなどの魚介類、卵、焼きのり

EPA+DHA

これらは魚の油であり、妊活に必要なオメガ3脂肪酸の一種です。卵子の質を上げ、妊娠率や出産率を上昇させる効果があるといわれています。卵子の細胞膜は油でできているので、このオメガ3脂肪酸を摂ると、卵子の細胞膜は柔らかくなり、質が良くなり、精子が入ってきやすくなります。

推奨される摂取量

18歳以上の女性:2.4μg / 日

ビタミン12を含む食べ物

レバー、肉、サンマ・アサリなどの魚介類、卵、焼きのり

マグネシウム+カルシウム

ビタミンがよく働くために、必要なミネラルです。ミトコンドリアのエネルギー活性化にも作用します。

マグネシウム…人間の生命活動にとって重要、酵素の作成に必要、妊娠にとってエネルギーの活性化させるマグネシウムは非常に重要

摂取推奨量 500mg/日

カルシウム…カルシウムは骨や歯の形成に欠かせない栄養素です。カルシウムには、筋肉の収縮や伝達、細胞分裂やホルモン分泌の調整など、様々な役割があります。

その中でも、妊活中にカルシウムが不足すると、卵子は受精が難しくなり、精子は運動率が劣り、卵子の殻を破り受精することが困難になります。よって、妊娠する前から蓄えでおくことが大切です。

また妊娠中や赤ちゃんの骨の形成や産後の授乳には、沢山のカルシウムが必要です。

「カルシウム」が不足すると、母体の骨粗鬆症や、赤ちゃんの発育不全、くる病など発症することがあります。

推奨される摂取量

18歳以上の女性:2.4μg / 日

厚労省によると、成人女性は650mg程度/日のカルシウム摂取が必要です。

ビタミン12を含む食べ物

レバー、肉、サンマ・アサリなどの魚介類、卵、焼きのり

亜鉛

亜鉛は、人が自分の体の中で生成できない、接種しなくてはならないミネラルの一種です。

亜鉛は受精卵の細胞分裂(DNAがタンパク質質などをコピーするとき)に、必要です。

さらに免疫系では、細胞分裂の多い子宮などの粘膜を強くするためにも亜鉛が必要です。

ほかの効果としては、女性ホルモンの活性化、妊娠の維持、卵子の質の向上・老化抑制、冷えの改善などがあります。

亜鉛不足になると、生殖機能の低下や貧血、免疫力の低下を招きます。

また男性にも、精子の質の向上や造精機能の向上に効果的だといわれています。

亜鉛の吸収を阻害するものとして、リン酸やアルコールがあるので注意が必要です。

ビタミンCと共に摂取すると吸収率が上がり、鉄分と共に摂取すると効果が上がります。

推奨される摂取量

18歳以上の女性:2.4μg / 日

摂取目安 8〜9mg/日

ビタミン12を含む食べ物

レバー、肉、サンマ・アサリなどの魚介類、卵、焼きのり

まとめ

今回は妊娠に必要とされていて、実際に服用しているサプリ10種類を解説しました。

実際に安定してこれらのサプリをとるようになってから、不妊と診断された私も、ついに妊娠することができました♪

このサプリだけがすべてではないですが、少なからず力があったと思っています。

妊娠を望む夫婦の参考になれば幸いです。

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